株式投資を始めて約13年が経ちました。
振り返ってみると、「もっと早くちゃんと勉強しておけばよかった」「あの時もっと積極的に動いていれば」と思うことが正直たくさんあります。
でも後悔しているだけでは何も変わりません。この13年間で学んだこと・気づいたことを、これから投資を始めようとしている方や、なんとなく始めたけどうまくいっていないという方に向けて、リアルな体験を交えながら書いていきます。

1章:13年前と今の株価を比べてみると…
株式投資を始めた13年前と現在では、株価は大きく変わっています。たとえば日経平均株価は2012年頃は8,000〜10,000円台で推移していましたが、その後大きく上昇し、2026年2月には一時59,332円という史上最高値を記録しました。本日(2026年3月4日)は中東情勢の緊迫化により大幅下落となりましたが、それでも終値は54,245円と、13年前と比べれば約6倍の水準を維持しています。
こうした長期的な上昇の恩恵を受けるためには、やはり早く始めることが大切です。私自身も、子どもの児童手当を活用して購入した銘柄がその好例です。「貯金しておくだけではもったいない。その一部を株にしてみよう」と妻に提案し、約15万円で購入したのが大手スーパーの銘柄でした。
きっかけは株主優待で、「どうせ使うなら優待をもらった方がお得だ」という気軽な気持ちで購入したのですが、それでも今こうして振り返ると、取得単価522円が現在(2026年3月時点)では2,052円と、約4倍の大幅増になっています。

15万円の投資が今では約59万円になっている計算です。
| ※株価は日々変動します。上記の数値は2026年3月時点のものです。最新の株価はご自身でご確認ください。 |
「あの時もっと勉強して、もっと積極的に動いていれば」と思う気持ちもありますが、それ以上に早く始めることの大切さを改めて実感しています。今日が人生で一番若い日です!林修先生風に言えば「いつやるか?今でしょ!」まさにその通りだと思っています。
2章:日常の中に投資のヒントがある
「どの株を買えばいいかわからない」という声をよく聞きます。でも実は投資のヒントは日常のあちこちに転がっています。
おすすめなのは、普段の買い物や生活の中で「この会社いいな」「このサービス使いやすいな」と感じたら、その会社について調べてみるという習慣をつけることです。

私自身の例を挙げると、家を新築した際に対応してくれたガス会社がとても親切で「この会社はいい会社だな」と感じたことがありました。そこで実際にその会社について調べてみると、業績も安定していて将来性も感じられたため株を購入することにしました。今でもその株を保有し続けています。
こうした「日常の体験から気になった会社を調べる」という習慣が、自分に合った銘柄との出会いにつながると実感しています。有名な投資家も「自分が使っている商品・サービスの会社に投資する」という考え方を大切にしています。
| 💡 日常の習慣チェックリスト・よく行くお店・使っているサービスの会社名を調べてみる・気になった会社はまずIR情報(投資家向け情報)をチェック・四半期決算を確認して業績が安定しているか確認する |
3章:買う前に「根拠」を持つことの大切さ
株式投資をしていると、株価が急に大きく動く場面に出くわすことがあります。昨日まで上がっていたのに今日は急落、かと思えば翌日また跳ね上がるといった激しい値動きに「売った方がいいかな…」と不安になった経験がある方も多いのではないでしょうか。
そんな一喜一憂から解放されるために大切なのが、買う際に「なぜこの株を買うのか」という根拠を持つことです。
| 根拠なしで買った場合 | 根拠を持って買った場合 |
| 株価が下がると不安になる😰 | 株価が下がっても冷静でいられる😊 |
| なんとなく売ってしまう | 根拠が崩れるまで保有できる |
| 損切りのタイミングがわからない | 判断基準が明確になる |
根拠の作り方としては以下のような方法があります。
- 企業のIR情報(投資家向け情報)を確認する
- 四半期決算を読んで業績が安定しているか確認する
- その会社のビジネスモデルや競合優位性を理解する
- 配当履歴を確認して株主還元の姿勢をチェックする
四半期決算は有価証券報告書のような分厚い書類と違い、数ページ程度でまとめられていることが多く、慣れてくれば短時間で確認できるようになります。まずは気になる会社の決算短信を1つ読んでみることから始めてみましょう。
※ 決算短信とは:上場企業が四半期ごとに発表する業績報告書のことです。売上・利益・今後の見通しなどがまとめられており、各証券会社のサイトや企業のIRページから無料で閲覧できます。
4章:決算書を読むなら簿記3級の取得がおすすめ!
「決算書を読もうとしたけど、数字の意味がわからない…」という壁にぶつかる方は多いです。そんなときに強い味方になるのが簿記の知識です。
簿記を学ぶと、売上・利益・資産・負債といった財務諸表の数字が自然と理解できるようになります。つまり企業の「健康状態」を数字で読み解けるようになるということです。
簿記3級で身につくこと
| 項目 | 内容 |
| 損益計算書(PL) | 会社が1年間でいくら儲けたかがわかる |
| 貸借対照表(BS) | 会社の資産・負債・純資産のバランスがわかる |
| キャッシュフロー | 実際のお金の流れが読めるようになる |
| 財務の健全性 | 借金が多すぎないか・倒産リスクを判断できる |
簿記3級の取得難易度
| 項目 | 目安 |
| 合格率 | 40〜50%前後 |
| 必要勉強時間(独学) | 50〜100時間程度 |
| 期間目安(一般的) | 1日1〜2時間で2〜3ヶ月 |
| 著者の実績 | 1ヶ月の勉強で合格 |
私自身はサラリーマンのため、週末や夜しかまとまった時間が取れませんでした。そこで隙間時間は仕訳の勉強に集中し、夜や週末に過去問・問題集を集中して解くというスタイルを実践しました。またYouTubeの講座動画も積極的に活用しました。この方法で約1ヶ月での合格を達成できました。いずれは2級にもチャレンジしたいと考えています。
| 💡 簿記3級は投資家にとってコスパ最強の資格です。勉強時間が短く・合格率も高く・投資判断に直結する知識が身につきます。 |
5章:初めて配当をもらった日のこと
株式投資を始めて初めて配当金が振り込まれた日のことは今でも覚えています。
金額は決して大きくありませんでした。でも給料以外のお金が自分の口座に振り込まれたという事実が、当時の私にはとても新鮮で嬉しかったです。
「お金がお金を生んでいる」という感覚を初めてリアルに感じた瞬間でした。その体験が今の投資へのモチベーションにつながっています。

| 配当金は銘柄によって年2回・年1回など異なります。配当利回りや配当履歴も銘柄選びの重要な指標のひとつです。 |
まとめ:考えている時間があるなら、今すぐ行動しよう!
13年間投資を続けてきて、改めて思うことがあります。あれこれ考えている時間があるなら、まず動いてみることが大切です。今日が人生で一番若い日です!林修先生風に言えば「いつやるか?今でしょ!」まさにその通りだと思っています。
今日から以下の4つを意識するだけで、投資の質は大きく変わります。
- 日経平均を毎日確認して株式市場の動きを肌で感じる習慣をつける
- 日常の中から気になる会社を見つける癖をつける
- 株式を購入する前に根拠を持つ・決算書を確認する
- 簿記3級で財務諸表を読む力をつける
まずは証券口座を開設するだけでも、投資への立派な第一歩です。少しずつ勉強しながら、自分のペースで進めていきましょう。まず行動を起こすことが、何より大事です!

